こんにちは。今日は、私が大事にしているトレードの考え方について書いてみます。
名前をつけるなら「ワンフレーム・プライスアクション」。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれないけれど、要するに「余計なものを削ぎ落として、ひとつのチャートに集中する」というシンプルな発想です。
なぜ「ワンフレーム」なのか
トレードを学んでいくと、多時間足(マルチタイムフレーム)を見たり、色んなインジケーターを使いたくなります。
私もずっとそうでしたし、実際MTF分析(マルチタイムフレーム分析)は得意だったと思います。
けど、あとからノートのまとめたりするのにチャート一枚で説明できないことが非常にストレス。
私はなんでもシンプルな方を好みます。物事複雑にすればするほど迷いが増えてしまうんですよね。
でも、実際相場はフラクタル。MTF分析でなきゃ勝てるわけないと思ってるひとも多いのではないでしょうか?
まずはその固定概念を捨ててしまいましょう。
大きな時間足で起きていることは、小さな時間足の中にもちゃんと表れています。
だからこそ私は「1分足」や「5分足」というワンフレームにすべてを集約して、そこでフラクタルを判断することにしました。
ボルマン本から学んだこと

私がこの考えに至った背景には、ボルマン氏の本からの学びもあります。
彼は「プライスアクションこそがトレードの本質」だと繰り返し説いています。
- ローソク足の動きに注目する
- EMA(移動平均線)やレジサポの重なりを見極める
- 勢いが生まれる瞬間を捉える(ボルマン本で言うダブルの圧力)
こういった視点は、私のトレード観に大きな影響を与えました。
自分の経験で加えたもの
ただし、私は本をそのまま真似するつもりはありませんでした。
実際にゴールドをトレードし続けて気づいたことも多いからです。
例えば――
- EMAは25ではなく20のほうが私は好みます。一本で十分。 複数の線を重ねるより、この1本に絞った方が迷わない。数値は好きなものでいいと思います。
- リスクリワードの基準はリスク10pips勝ち20pipsの基準じゃない。ゴールドの場合これだと瞬殺されます。状況に合わせて変化させます。
- ローソク足パターンを徹底検証。 コマ足、包み足、ダブルボトムやトップ…。そういう形が「伸びたトレード」にどう関わっているかを見ています。
- 専門用語の自分なりの用語に変更。これは実際自分の手法を持っているひとはみんなそうしていますね。独自用語の方が単純に覚えやすいですし。各パターンの名称はそれほど重要ではありません。
- キリ番の排除。これは同じくボルマン本を読んだことのある方からすれば否定的な意見をもらいそうですが、私は水平線のほうを重要視してキリ番を引いていません。そのほうが線が少なくてシンプルって理由だけです。実際キリ番はめちゃめちゃ意識されていますので本で学んでいる人は素直に使用しましょう。
ワンフレーム・プライスアクションの哲学
トレードって、どうしても複雑にしたくなるんです。
でも私が信じているのは「シンプルさ」こそ最大の武器だということ。
EMA20とローソク足。
そこにラインを引いて、値動きを見守る。
条件が揃った瞬間だけ入る。
それだけでも、相場の本質には十分届く。
むしろ削ぎ落とすことで、迷わずに行動できるんです。
まとめ
このブログでは、ボルマンの本から学んだこと、そして私自身が経験を通して掴んだことを混ぜ合わせながら、ワンフレーム・プライスアクションの全貌を少しずつ書いていきます。
もし「インジケーターが多すぎて迷ってる」とか「もっとシンプルにトレードしたい」と思っているなら、きっとヒントになるはずです。
💡 まとめると:
私の手法は、ボルマンから学び、自分の経験で削ぎ落としてできあがったシンプルな形。
それが「ワンフレーム・プライスアクション」です。
私自身も、まだこの手法を完成させたわけではありません。
むしろここから、日々の相場と向き合いながら、少しずつ磨き上げていく段階です。
この記事を読んでくださった方と一緒に、試行錯誤し、学び、そして大きな飛躍を遂げていけたら――それが私の望みです。
「ワンフレーム・プライスアクション」というシンプルな軸を通じて、共に成長していきましょう。
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